少女漫画

私が愛した人は優しい悪魔でした【20話】ネタバレ・感想|ピッコマ漫画

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ピッコマで連載されている「私が愛した人は優しい悪魔でした20話あらすじネタバレ感想・考察を紹介していきます。

体の感覚が戻っても、虚しさや周囲の違和感に混乱するクロエ。

彼女自身もカイロスも目覚める前の記憶とは食い違っていて…

私が愛した人は優しい悪魔でした【20話】のネタバレ。ひとり違和感と闘うヒロイン

クロエの指先から感覚が戻ってきた。

カイロスの顔を盗み見る。

『…私をぬかるみに突き落とした男』

頭を抱え涙を流すクロエ…

カイロスの姿を見ていると

虚しさが押し寄せてくる

混乱と拒絶

涙が止まらないクロエに

心配そうに声をかけるカイロス。

なぜ私に声をかけるの?

出て行って…

クロエは何とかカイロスに話しかける。

「一人にしてほしい」と

やっと出て行くカイロス。

不可思議に囲まれて…

丸一日が過ぎ、クロエはやっと

冷静に考えられるようになった。

初めは、皇后の毒を飲んで死ぬ運命だった

私をカイロスが救ったのだと思った。

けれど不自然な点が多かった…

1つ目は、皇宮にいるはずのカイロスが

大公城に留まっていること。

即位して間もない皇帝が

私のために大公城にいるのは

ありえない。

2つ目は、大公城の医師が

カイロスを「殿下」と呼ぶこと。

それは彼が大公であった時に

使われた呼称だ。

皇帝の座に固執したカイロスが

自分を「殿下」と呼ばれて

許せるはずがない。

…さらにおかしいのは彼が

私に薬を飲むよう勧めたこと。

その態度は、

私が毒を飲んで死ぬ寸前だった時と

かなり違っている。

彼が優しくふるまう理由が分からない

クロエ…

『…また私を何かに利用しようと

考えているのか?』

これまで自分に起こった悲劇を

思い出したクロエ!

突然吐き気に襲われる!!

カイロスが寄り添い、クロエの状態に

慌てふためく。

苦しい中、その男を睨み上げるクロエ

『私を騙し、踏みにじった男』

『自分の弟を陥れ、

私の子供を奪った男』

突如、叫び声を上げるクロエ!

彼女の心は崩壊していった…

…優しい言葉をかける男に

再び吐き気がする。

 

続きはピッコマで読む…▶︎▶︎

私が愛した人は優しい悪魔でした【20話】の感想・考察。

前話で「走馬灯」か?と思っていた場面は

現実の世界で…

クロエにとって一番だった愛する男は

とめどない虚しさをもたらす

存在に変わっていました。

あんなに盲目的だったクロエの感情が

激変しています!

カイロスに対して何があっても反発心を

もつことがなかった彼女が

「出て行ってほしい」と願っています!?

逆にカイロスの方は

見舞いに来る回数を減らすくらい

冷たかったのに

現在はそばに寄り添って離れず

表情も言葉も心から心配している

ように見えます!

今、彼女に何が起こっているのか?

彼女の最後の記憶は

ロザライン皇后が毒薬を持って

訪ねてきたこと。

しかし毒薬を飲んだなら

体を起こして座ったり

何かを考える余裕がもてるでしょうか?

クロエが気付いた不自然な点は

皇帝カイロスが大公城にいることと

医師が彼を「殿下」と何度も呼ぶのを

受け入れていること…

クロエを道具扱いし、プライドの高い

カイロスが、

上の2つをするとは考えられません。

どこで事態が変わったのか??

カイロスの言葉では、

クロエは熱病で苦しんでいたんだから

毒薬に侵されたのではと思います。

でも意識が戻ってからは

体を起こせている状態です。

とすると、毒を飲んだ後で…

存在する世界が変わった

ということでしょうか?

え、これって

「死に戻り」とか

「異次元転生」?とかって感じ?

「異世界転生」じゃあないよな。

これって、どうやって発動するんだろ?

めちゃめちゃ悲惨な人生を歩んで

死んだりした場合?

悔いを残して何かを強く願ったりした

場合?

願いを叶えるのは「異世界」なら

神様あたりだけど

この場合は、作者様ってことかな。

現実世界では絶対叶わないことだけど

自分の人生をやり直せるなら

やり直してみたい!

どこからかと言われたら子供時代から。

きっと違う人生が歩めるはず!

クロエの人生は

子供時代にカイロスによって

変えられたけど

それは彼女の人生じゃなかった。

カイロスの人生の付属品だった…

生物学上の親はクズで

育ての親は「悪魔」だなんて

生きていけないよぉ!

カイロスを嫌悪するようになった

クロエは

今後どうするのでしょうか?