アクタージュ act-age

アクタージュact-age|122話のネタバレあらすじ「挨拶」の感想と考察

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2020年8月3日 週刊少年ジャンプ2020年35号で アクタージュact-age122話】が掲載されました。

本記事は アクタージュact-age122話のネタバレあらすじ感想考察をまとめた記事になります。



アクタージュact-age|122話「挨拶」のネタバレあらすじは?

夜凪サイド

― 鎌倉生活 最終日の朝

皐月の本読みを観ている景。

皐月の芝居が変わり始め、彼女の愛らしさが

見えるようになってきたと感じている。

皐月の役作りを手伝うと言った景の目的は

彼女の演技を観ながら幼少期を追体験すること。

環サイド

以前、景が話した事を思い出している蓮。

人の物真似で役を増やしてきた景の手法を

今、目の前で実感している。

景にとって周囲のものは全部食べ物と同じ。

喰って我が身にする怪物…

 

― 砂浜

母への土産を拾う皐月。

彼女を待ちながら語り合う景と蓮。

蓮は、皐月を通じて役作りをする景と

自分は違うという事を示唆する。

 

さらに景と墨字の狙いも言い当てた。

墨字の事を分かっている蓮はサバサバしている。

怒らない蓮に驚く景。

 

彼女は、なぜ蓮が協力したのか尋ねた。

「先輩だから?」と答える蓮。

先輩として後輩が最も実力を出せる場を与えてやり

自分はさらにその上をいく…

内心焦りながら礼を言う景。

皐月の不安

帰りを急かす蓮に反応しない皐月。

以前、薬師寺真美にバカにされた事を思い出し

動けなくなっていた。

その不安を察した蓮が、ある人への“挨拶”

思いつく…

薬師寺真波という存在

真波の墓前で手を合わす3人。

奇しくも今日は彼女の命日…

供え物で埋め尽くされた墓

彼女が如何に偉大で愛され続ける女優であるかを

示していた。

 

蓮は彼女を“日本一の女優”と言った…

景も「薬師寺真波」を知っていた。

鮮やかなのに落ち着いていて…

見ているだけで眠くなるような女優

その人を自分たちは演じなければならない…

 

一方皐月は、真波に謝るため手を合わせていた。

彼女の心には「真美」に認められていない事が

重くのしかかっていた…

そこへ「真美」本人がやって来た!

彼女は独り言のように話し始める。

身内が来る意味がないくらいの供え物。

業界も見境なくドラマ化、映画化を進めて

しまう。

 

「大河」作品となれば、“歴史”も同じ…

 

 

“この世のどこに あなたを演じられる 

女優がいるというのか”

 

 

一人不安を募らせる皐月。

景が「承諾されたんですよね」と確かめる。

 

肯定する真美に理由を問いかける景。

真美は無言で去って行った…

蓮が皐月を励まし、“21世紀の女優の姿を

見せてやろう”と言った。

アクタージュact-age|122話「挨拶」の感想・考察

今号は、女優「環 蓮」センターカラーです!
とても33歳とは思えない魅惑の視線。
キャンペーンガールみたい!

そしてストーリーも蓮が大半を動かしている感じですね。

さすが現代の人気女優、賢いし余裕があるし姉御肌でもあります。

この合宿も元々景の発案で、蓮は話に乗ってやったんですよね。

墨字と景のねらいにもしっかり気づいていて責めたり怒ったりしない余裕ぶり。

 

「出来る女」ってやつですか!

景も途中で気づいてましたね。

彼女の“余裕”に。

 

これまでの景は、周囲の関係者を驚かせる存在であり、自分も自信を持っていたと
思います。

しかし今号の蓮を見れば、自分の驕りに気づかされたんじゃないかな。

 

前号での蓮の立ち位置がサポーターだったので、今号での彼女の言動は印象強く、
やり返された!!って感じです。

 

さすが、黒山監督作品「たんぽぽ」の主演女優だった人!

舞台の上じゃない静かな女の闘いでしたね。

闘いと言えば、自分の故郷から輩出されたあるミュージカル女優さんによると、主役争いは本当に醜く熾烈なものだそうで精神的に参るそうです。

 

女の闘い恐るべし!

 

毎回めっちゃ感動して見てたのになぁ…

感動の裏側に隠された事実がつらい。

今回の最重要人物は「薬師寺真波」さんですよね!

 

蓮さんが「日本一」と言い、景がずっと昔から見続けてきた女優。

平面の紙面で演者の凄さを表現するのは本当に難しい事…

 

それを景は言葉で表現していますが、かなり矛盾した誉め言葉です。

鮮やかなのに落ち着いていて

見ているだけで眠くなるような…

 

この言葉の意味が分かる読者ってどれくらいいるのかな?

「真波」さんにモデルがいるなら出演作品を是非見たいです!

 

「鮮やかなのに…」は何となく感覚で分かる気がしますが、もう一つはどうなんですかね?

眠りを誘うような奥深い演技、聖母のようなオーラでしょうか?

 

自分なら現実を忘れさせてくれるスーパーナチュラルな俳優さんに会いたいな。

 

最後に「薬師寺真美」さんについて。

「真波」さんの実の娘にして女優。

今回は母の役がしたいのに出来ず、祖母の役を演じる。

 

若手女優の演技力を全く認めない人…

おそらく「真波」に心酔しきっている、あるいは憎んでいるのかもしれません。

墓前での言葉を聞くと、手の届かない所へ上り詰めた母への言い尽くせない苦悩を
感じました。

 

大女優であっても、「母親」ではなかったかもしれません…

もしかしたらもう一度「薬師寺真波」に会いたいのかも…

 

以上、アクタージュact-age【122話】「挨拶」のネタバレあらすじ・感想を紹介しました。

次回から女優3人の演技の闘いが始まりますね。

どう描かれるのかめっちゃ楽しみです!

あ、「夜凪景 全国リモートオーディション」の1次審査が終わって
2次審査に移行した頃ですね。

1次通過者のみなさん、是非がんばってください!!