週刊少年サンデー

『葬送のフリーレン』 63話ネタバレあらすじは?「剣の魔族」の感想と考察もネタバレあらすじは?「南の勇者」の感想と考察も

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2021年8月25日の週刊少年サンデー2021年39号で葬送のフリーレン63話】が掲載されました。

本記事は葬送のフリーレン【63話】のネタバレあらすじと感想をまとめた記事になります。

ヒンメルの前に活躍した人類最強の勇者… 彼はどんな勇者だったのか?

※ネタバレは注意。

『葬送のフリーレン』63話「南の勇者」のネタバレあらすじ!

新たな依頼

勇者ヒンメルの死から29年後

北側諸国ファーベル村

今日の依頼は「勇者の像を磨く」こと。

報酬は“背中の痒い部分を掻く魔法”

フリーレンは依頼者とガッシリ握手した!

「またこういう依頼か。」

シュタルクが言う。

ヒンメル様の像はどこにでもある。

「よ~し磨くぞ。」

細々した仕事が楽しいシュタルクは

やる気だ。

でも彼の後ろでフリーレンが

銅像だったら魔法で磨くから

シュタルクの出番はない」と言う。

知らない勇者

誰?このおっさん!

銅像を見て驚くシュタルク。

南の勇者だ。」

「勇者は一人だけじゃない。」

「魔王討伐には色々な勇者が

挑んだ。」

「その中でも南の勇者は人類最強

と言われていた。」

と、説明するフリーレン。

当時の人類の最大の脅威は

七崩賢(しちほうけん)だった。」

「北側諸国を中心に大陸の要所を

支配していた。」

実はヒンメル一行は、七崩賢を

2人しか倒していない。

残り3人を討ち取ったのは、

南の勇者なんだ。

「彼は、わずか1年で魔王軍の

前線部隊を壊滅させ、

魔王軍の補給経路の心臓部に

辿り着いた。」

「そこで魔王の腹心、全知のシュラハト

と、全七崩賢によって討たれた。」

「戦いの中で、南の勇者は3人の七崩賢を

倒し、全知のシュラハトと相打ちになった

と言われている。」

フリーレンは振り向き、すぐ近くで

やってる南の勇者の人形劇を見た。

子供たちが座り込んで見ている。

この地域は、その戦いで七崩賢の支配

から救われた人々が大勢いる。」

「だから南の勇者に対する信奉も厚い。」

「南の勇者の死体が見つからなかった為、

今でも全知のシュラハトとの戦いが

続いているという伝説まである。」…

「じゃあ、綺麗にしよう。」

笑顔で像を見上げるフリーレン。

勇者の予言

― 生前の南の勇者とフリーレン

彼はフリーレンを魔王討伐に誘う。

しかし彼女は、あっさり断った。

彼は彼女が断ることが分かっていた!

フリーレンにだけ自分の秘密を教える。

彼は未来が見える…と告げた!

自分が1年後に命を落とすこと、

近いうちにフリーレンの元に

世界を救う若い勇者が来ること、

彼女がその若者たちと魔王を倒すこと

を予言した…

…その後、実際ヒンメル達は現れた

ピカピカになった勇者像

その像をたくさんの村人が笑顔で

見上げている!

彼は「歴史の影に埋もれる」と言って

いたが、

ここの人達はちゃんと覚えているよ…

『葬送のフリーレン』63話「南の勇者」の感想・考察

シュタルクからしたら全然知らない、おっさん勇者が回想として登場!

勇者と言えば「ヒンメル」と思ってたから、シュタルクびっくり!
あ、その前の…報酬が「背中の痒い部分を掻く魔法」って何ソレ!?
フリーレンが依頼者とガッシリ握手して喜んでる感じなのが笑える!
ま、確かに魔法なら的確に痒い所に効くとは思うけどさ。
エルフの感覚って、やっぱ人間とズレてるんだろな!
ここは日本人なら「まごの手」でっせ!必需品だよぉ。
他の2人は、報酬がソレでいいんか~い?

フェルンも知らない「南の勇者」について、フリーレンが詳しく解説。
もう一つの名は「人類最強の勇者」
ってことは、ヒンメルより強かったってことかな?
実際ヒンメルと戦ってないから分からないけど、
たった一人で魔王の腹心と七崩賢が揃ってるとこで戦ったんだから
超スゲー勇者ではあるよね!!
結果から見ても、ヒンメル一行がチームで戦って2人倒したのに対し、
南の勇者は一人で3人倒してるから「最強」じゃね?

あ、でも「最強」の理由は「未来が見える」魔法が使えたからなんだね。
「未来が見える」って便利だけど、逆に言うと「未来は決まってて変えられ
ない」ってことでもあるよね。
南の勇者がフリーレンを誘いに来たのは断られるの前提でダメ元だった感じ。
よく未来が見えてて、その未来を変える為にもがく作品はあるけど
本作の場合はそうじゃないんだよなぁ。
なんか、おっさん勇者が潔くてカッコイイ気がする!!

あ、そっかぁ!敵に全知のシュラハトがいるんだもん。
どう足掻いても結果は変えられないって判断したんだろうな…
どっちも「未来が見える」んじゃ、そのまま戦うしかないし
結果「相打ち」だったのも頷けるとこだね

残った2人の七崩賢はどうなんだろう?
どっかで出てくる機会があるんだろうか…?

昔語りのように話したフリーレンは実際に南の勇者と話し予言を聞かされた
稀有な存在!!
勇者が頭の中で未来を確認して「君には言っても問題ないな」って話してる
とこがイイなぁ。
29年後の未来で、実際解説はしても秘密は漏らしてないもんねぇ!
秘密が守れる人ってスゴク貴重な人だと思うよ。現実世界でもさ!

自分の死を知りながら加勢もなく戦った南の勇者は、“真の英雄”“救世主”
と呼べる人じゃないだろうか?
人の心が分からないフリーレンが、彼の予言を信じヒンメル一行に参加したこと
村人たちの彼への信奉を認めているところ意義がある!と思います。

今回は超大物の話だったねぇ。なんかじわ~っと感動しちまったぜ!漢の話だぁ…

以上、葬送のフリーレン【63話】「南の勇者」のネタバレ・あらすじと感想を紹介しました。