週刊少年サンデー

『葬送のフリーレン』 64話ネタバレあらすじは?「剣の魔族」の感想と考察も

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2021年9月1日の週刊少年サンデー2021年40号で葬送のフリーレン【64話】が掲載されました。

本記事は葬送のフリーレン【64話】のネタバレあらすじ感想をまとめた記事になります。

領主の依頼は宝剣の奪還…フリーレンはヒンメルとの過去を思い返す…

※ネタバレ注意。

『葬送のフリーレン』 64話「剣の魔族」のネタバレあらすじ!

依頼、再び

勇者ヒンメルの死から29年後

北側諸国 ダッハ伯爵領

久しぶりの大きな街…これまでなら

長く滞在しようとするのに

様子が違うフリーレン。

不思議に思うシュタルクとフェルン。

いつの間にか

彼らの側に貴族の馬車が停まり、

執事らしき者がフリーレンに

話しかけてきた!?

予想していたようなフリーレン

領地を救った勇者様一行の一人

フリーレンに礼を尽くしたい

という領主からの申し出だ。

…結局、領主の館に来た一行。

スゴク嫌そうな顔で挨拶する

フリーレン。

領主の謝辞もそこそこに

用件を聞く彼女。

家宝の宝剣が魔族に盗まれた

と言う。

またか…

曾祖父の代にも盗まれている

話すフリーレン。

盗まれ過ぎだろ!

ツッコむシュタルク。

フリーレンは魔導書を報酬に

引き受けた。

魔族の探索

前回は全く手掛かりが無かったが

今回は逃げた方向が分かっているだけ

マシだ。

フェルンが質問する。

「魔族はなんで宝剣を盗んだん

でしょうか?」

「ダッハ伯爵家の宝剣は元々

有名な魔族の物だったから

彼らにしか分からない魅力が

あるんだろう。」

と答えるフリーレン。

フェルンは師匠が断わると思って

いたが、

仕方がないと言うフリーレン

あの宝剣はヒンメルが取り返した物。」

私が断ったらそれが無駄になっちゃう。」

ヒンメルならきっと見捨てないし。」

…自給自足で森の中を進む3人。

やがて荒れ果てた村に辿り着いた。

誰もいないと見ていたら

一人の旅の僧侶が現れる!

村は「剣の魔族」に滅ぼされたと言う。

彼女は村人を弔っていたそうだ。

剣の魔族に滅ぼされた村は多く

どの村も全員殺されたと言う。

僧侶はフリーレン達にも祈って

もらえないかと頼む。

無言で杖を構えるフリーレン!

盛り土を魔法で打つ!?

死体が埋まっていない!!

フリーレンは僧侶が「剣の魔族」

だと言う。

依頼達成とヒンメルの言葉

剣を抜きながら、

「食べる為に殺しました…」

と言う魔族。

構える3人に、強烈な剣の一撃が

襲う!

空中に浮上したフリーレンが

杖の魔法で魔族を瞬殺する!!

― フリーレンの回想

酷い依頼だったが魔族を倒した

ヒンメル一行。

「面倒な依頼がたくさんの人を救う

ことがある。」

「だから僕は困っている人を絶対

見捨てない!」…

― 亡くなった村人の為に祈る3人。

…宝剣を領主に戻し、手に入れた魔導書は

赤りんごを青りんごに変える魔法

だった。

『葬送のフリーレン』64話「剣の魔族」の感想・考察

長命だと過去の経験から厄介事がすぐ分かるって事例だね。

街の領主の使いに会っても申し出をスルーするつもりだったフリーレン。
でも結局、依頼を受けてしまったよ。
理由は回想シーンで察しがつくんだけどさ!

領主側もフリーレンが再来するってことが言い伝えられていたのかな?
2回も家宝を盗まれるって、どんだけ抜けてんだ!!
シュタルクがツッコみたい気持ちもよく分かるよ!
本来「貴族」というものは、「ノブレス・オブリージュ」っていう義務が
あるはずなんだよね。
自分の家のことが守れない者に領民を守ることなんてできるのかなぁ?
ま、依頼をする態度はマトモな感じだったからまだ許せるけどさ。

「曾祖父」かぁ…
自分は曾祖母にあたる人が、小学生の頃まで生きていたから何となく
人の命の継承ってもんが分かるような気がするよ。
多分実家も100年くらいは経ってるしね…
ただ人間は生きても100年あたりが限界で、エルフみたいに変わらぬ姿で
生き続けるってことは不可能だよなぁ。

変な魔法収集が趣味だったフリーレンの生き方に、
「人の心を知る」旅を加えさせたヒンメル
若いシュタルク達との旅路の中で、ヒンメルとの思い出を
折にふれて振り返っています。
確実にヒンメルの考えに感化されていて、「ヒンメルならきっと…」
と考え行動していきます!
人間的な感情を持ち合わせていないエルフが、人間の考え方をなぞり
同じように依頼を引き受けるのは、
亡きヒンメルを誰よりも大切に想っているからなのでしょう。
これはもはや人間的思考が出来ている…レベルじゃないかなぁ。

今話では嫌そうにしていながら、領主の依頼を受け地道に歩いて
剣の魔族を発見しました。
年の功なのか、僧侶のふりをしていた魔族を見破っていたのはスゴイ
って感じたよ!

…やっぱり魔族って人間を食べるんだ!
虎が人間の味を覚えると人喰い虎になるのと同じ感覚なのかなぁ?
食料として食べられる人間…想像したくない!!
フリーレンが退治してくれたから、これから先はここら辺で
村人が全滅することはなくなった!
ヒンメルの遺志を実行できたね…

今回は在りし日のヒンメルを感じ、彼の遺志を受け継ぐ形の仕事が
出来ました!ますます人間に近づいてるんじゃね?

以上、葬送のフリーレン【64話】「剣の魔族」のネタバレ・あらすじと感想を紹介しました。