2021年11月10日の週刊少年サンデー2021年50号で葬送のフリーレン【72話】が掲載されました。
本記事は葬送のフリーレン【72話】のネタバレ・あらすじと感想をまとめた記事になります。
魔族探索の準備をしている一行。その中でゲナウの辛い過去も明らかに…
※ネタバレ注意
葬送のフリーレン|72話「将軍」のネタバレあらすじ!
探索準備
メトーデがシュタルクと協力して
遺体の切り傷の検証をしている。
もしかしたら二刀流なのかも…
フリーレンとフェルンは魔族の潜伏先を
検討している。
今は魔力探知の範囲外にいると思われる。
ゲナウに教えられた魔族の拠点になりそうな
場所を調べにいこうと言うフリーレン。
その前に夕食をとる。
出てきたのは例の不味いパンだ…
教会にいるらしいゲナウの分をシュタルクが
渡しに行く。
その間にフリーレンは敵の分析結果をメトーデに
聞く。
なんと敵は、四刀流らしい!
遺体の埋葬
― 教会の扉に触れているゲナウ
2人は瓦礫に座って硬いパンを食べる。
シュタルクが何をしていたか尋ねる。
魔族に壊されていた結界をより強力な物に
張り替えていたと答えるゲナウ。
シュタルクは中の遺体を埋葬しない事を
不思議に思い、質問した。
「基本的に北部高原の村落に墓地はない。」
「特別な場合を除き、北部高原南端の共同墓地に
埋葬される。」
「ノルム騎士団の護衛を付けて。」
それは何故か?
「村落に墓を作ると腐臭に釣られて魔物が
集まってしまうから。」
「荒らされた場所は地獄絵図だ。」
「ノルム商会の連中は以前から死体を燃やす
ようにと主張している。」
「私も賛成だ。」
「でも聖職者連中は許さない。」
「奴らの気持ちもよく分かる。」
「苦しんで死んだ者を火で燃やすなんて
正気の沙汰じゃない。」
「でもいつかは、そうするべきだ…」
教会を見上げて話し終わったゲナウ。
ゼーリエ様
― フリーレン達がいる小屋
パンが硬すぎてまだ食べてるフリーレン。
彼女達は山1つ向こうで野営をしている時
討伐要請の書簡が届いたと言う。
一方メトーデとゲナウは、ゼーリエ様の命令で
北部高原の魔族の討伐任務に当たっている。
「一級魔法使いにならなくて良かった。」と言う
フリーレン。
任務というよりゼーリエ様の弟子としての仕事
だそうだ。
一級魔法使いは基本的にゼーリエ様の弟子に
なる扱いだ。
フェルンは断ったと言う。
メトーデは「ゼーリエ様の役に立ちたい、
彼女がちっちゃくて可愛いから…」と言う。
ゲナウの過去
― 大陸魔法教会
ゼーリエに招集されたメトーデとゲナウ。
ゲナウの相棒が亡くなった為、メトーデが
後任に選ばれたようだ。
…庭で野鳥にエサをやっているゲナウ
亡くなった相棒の話をする…
「自分とは正反対で、知らない者の為に
本気になれるようなヤツだった。」
…彼は子供を庇って死んだ。
「お陰で魔族を仕留め損ねた。」
「私だったら、そんなバカな真似は絶対に
しない…」
何故メトーデが選ばれたのか?
はっきりとは分からないが、一つ言える事は、
北部高原の任務を任される者は三度の飯より
戦いが好きだという事。
「戦いが好きな奴なんて碌なもんじゃない。」
「お前は私のようになるな。」
4本腕の将軍
― これから魔族の探索に出る一行
メトーデが魔族の情報を伝える。
主要魔族は4体。
その内一体は魔族の将軍…4本の剣で
騎士団を仕留めている。
何か思っていそうなゲナウ…
「将軍」とは、熟練の魔族戦士。
強大な魔力で身体能力を強化して武術を操る…
今回の魔族は、おそらく4本腕の剣の達人!
シュタルクもフリーレンも戦った事は無い。
― とある城
4本腕の魔族「レヴォルテ」に手下が報告に来た。
「魔力の高い獲物が網に掛かりました。」
「魔法使い4人に戦士1人。」
仕掛けますか?という問いに
「…分散するまで待とう。」と答えるレヴォルテ。
彼は、人間が死体を守る為に村に残る習性に気付いていた。
― 村では、ゲナウが村に残ると申し出ていた…
葬送のフリーレン|72話「将軍」の感想・考察
なんかゲナウを見てると無表情の裏側が気になるんですよねぇ…
と、思っていたら
ゲナウの過去が明らかにされました。
メトーデが彼を「反面教師」(正しくない事をやってしまう人という意味)
と言っていたし、彼も「私のようになるな」と言ってましたね。
彼は冷酷で感情を表に出さない性格のようだけど、ほんとにそれだけ…
なのかなぁ…?
…まるでフリーレン達がヒンメルを語るように前の相棒の事を語るゲナウ。
「知らない者の為に本気になれるような奴」で
「友人みたいに馴れ馴れしかった」という相棒
そして、子供を庇って死んでしまった…
きっとゲナウは彼の事が好きになっていたと思うよ。
前話で、懸命に村人の遺体を回収していたゲナウ…
故郷とはいえ、昔の彼ならそこまでしてなかったんじゃないかなぁ。
今話でも、一行から離れ村に残って遺体を見守る役を買って出ました。
この選択が彼の運命を大きく左右します!
次回は真っ先に彼が魔族に襲われるんだろうなぁ…
あ、もしかしてフリーレンだけは魔族の企みに気付いてたり…するのかな?
だったらいいのになぁ。
前の相棒さんを殺した魔族は、ゲナウの故郷の人々を殺した魔族と同じ!!
メトーデの情報伝達を聞きながら、ゲナウはその事に気付いたと思います!
え、もしかして自分をエサにするつもりで残るのか?
そうならば「敵討ち」ってことかな?
ゲナウ、強そうだけど…さすがに一人じゃ無理くないか!
死んでほしくはない…
前話から気になってた「ゼーリエ様」
漫画の端っこに紹介が出てるよ。
「大陸魔法教会の創始者」で大魔法使い!
しかもフリーレンの師匠の師匠!!!スッゴイ、何歳なんだろう??
見た目はフリーレン寄りだな。
ちっちゃいのに、めっちゃ偉そう~(実年齢は数千とか万とかかな?)
きっと、メトーデを選んだのにも考えがあるんだろうなぁ…
次回は「将軍」との戦いだよね!全滅した村人の為、ゲナウの敵討ちの為にヤツを斃させて欲しい!!お願い、フリーレン!!
以上、葬送のフリーレン【72】「将軍」のネタバレ・あらすじと感想を紹介しました。