週刊少年サンデー

葬送のフリーレン【73話】ネタバレあらすじは?「遭遇戦」の感想と考察も

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2021年11月17日の週刊少年サンデー2021年51号で葬送のフリーレン【73話】が掲載されました。

本記事は葬送のフリーレン【73話】のネタバレあらすじと感想をまとめた記事になります。

村に残ると言うシュタルク… 出発した女性3人は魔族に探知されてしまい…

※ネタバレ注意

葬送のフリーレン【73話】「遭遇戦」のネタバレあらすじ!

シュタルクの意志

「北にある放棄された砦に向かおう。」と言う

フリーレン。

ゲナウはノルム騎士団との遺体の引き取りが済んだら

合流すると言う。

俺も残るよ。」と言い出すシュタルク。

「バカか、お前は。前衛が行かなくてどうする?」

と返すゲナウ。

シュタルクは村に魔族が戻ってきた場合を心配していた。

フリーレンはヤバくなったら上手く逃げるけど、

ゲナウは、この村を見捨てられないと予想している。

「ここにあるのは死体だ。」

そう言って諦めさせようとするゲナウに

あんたはそれを守る為に残るんだろ。

と言い返すシュタルク。

説得を諦めるゲナウ…

出発するフリーレン達を見送るシュタルク。

「お前はいい奴だ。でもきっと長生きできない。」

と声をかけるゲナウ。

あんたの方がいい奴に見えるよ。

「全滅した村をまだ守ろうとしている。」

「俺には出来なかったことだ。」

と返すシュタルク。

…私はいい奴ではない。

「国の為になんだってしてきた。」

「人だって殺したし、大勢見捨ててきた。」

その報いなのか…まるで悲しくないんだ。

「故郷が滅んだのに何も感じない。」

「ただこうするべきだと思ったから、この村に

残っているんだ。」…

ゲナウの話をじっと聞いているシュタルク。

趣味発動

― 探索するフリーレン達3人

「ここからは長距離探知はなるべく使わないように。」

と指示するフリーレン。

「まだ距離があるから、お話でもしよう。」…

「コミュニケーションはチームワークを高める

んだよ。」と、ゆる~い感じのフリーレン。

「フリーレンさん、なでなでしてもいいですか?

突然、真顔でお願いするメトーデ!

彼女は小さい子の頭を撫でるのが好きだと言う。

ゼーリエ様の頭も撫でたそうだ。

「私はメトーデよりずっとお姉さんだから、

させないよ。」と返すフリーレン。

「そうです。…フリーレン様に気安く触らないで

ください。」とフェルンも後押し。

ヒュン…手元に魔導書を出現させたメトーデ!

“卵を割った時に殻が入らなくなる魔法”だ。

好きなだけ撫でていいよ。

ころっと変わるフリーレン!

呆れるフェルン…さっそく撫でるメトーデ。

さらに「少しだけぎゅーってしてもいいですか?

とお願いする!

もう好きにしていいよ。」魔導書を読みながら

快諾するフリーレン!

ハグするメトーデと後ろから引っ張るフェルンとの

間で板挟みになる。

敵との遭遇

上空に浮かぶ魔族2人の姿…!?

魔力探知された事に気付く3人!

魔族側も気付かれたと知り、仕掛け始める。

“ネベラドーラ”

周りを霧が包み…視界と魔力探知を塞がれる!

2人はメトーデと離されてしまった。

フェルンは魔族が2つ以上の魔法を使っている

事を不思議に思い質問した。

「魔族にとって飛行魔法は、当たり前すぎて

魔法ですらない。」

「野戦では、この状況はよくある事だ。」

「…まるで魔王軍の戦い方だ。」

どこかで轟音が響いた!

メトーデが敵と会戦したようだ。

フリーレンはフェルンに戦闘を任すと言う

「これは一級魔法使いに与えられた任務だから…」

こんな時に屁理屈を言ってる。

「何も問題ない。勝てる相手だ。」そう言って

敵のいる方向を指さすフリーレン。

直後の攻撃を防御魔法で防ぐフェルン!

フリーレン様のお陰で反応できただけ…

相手は格上」だと言うフェルン。

しかしフリーレンは「フェルンなら勝てる。」

と明言した…

葬送のフリーレン【73話】「遭遇戦」の感想・考察

シュタルクってイイやつなんだよねぇ!
今話は「葬送のフリーレン」のイイとこがぎゅ~っと詰まってますよぉ。

まず巻頭…凄腕魔法使いレディ3人の立ち姿
どうしてもメトーデの美しい大人スタイルに目がいっちゃいますねぇ!
もちろんフリーレンとフェルンの可愛らしさは言うまでもありません。

そして中身もシリアスからコミカル、またシリアスと濃い~!!
故郷から逃げた生き残りシュタルクは、特別な思いでゲナウを見て
いたんだなぁ…と感じました。
前話で一人残ると言ったゲナウを心配してたんですが、
今話でシュタルクが自分も残ると言ってくれました!
ゲナウはフリーレン達と一緒に行くよう仕向けるんですが、シュタルクは
自分の意思を変えませんでした!
魔族が来た時の事を考えて自分だけでも残るべきだと判断したんでしょう。
めっちゃイイ勘働きです!(きっとシュタルクの戦闘が見れる~)

この事をきっかけにゲナウが自分の心中を吐露しています。
国の為とは言え、数々の殺人や冷酷な仕打ちを繰り返してきた彼…
ずっと無表情だなぁと思わされたのは、まさに「何も感じられなくなって」
いたからなんですね。
自分から見ると「感情」を失うっていうのは、スゴく違和感があって悲しい事
だと思いますが、任務を遂行する為にはそうならなければいけなかったんでしょう。
自分の恩師のお兄さんは医師で「患者の体を見ただけでどこが悪いか分かる」
という神っぽい方でした。数えきれない患者を診る中で相手を「人」と見るより
モノとして見てる感じになったそうです。(物扱いはされてないですよ。)
何かを突き詰めると弊害が起きてしまう…ということなのかなぁ。

コミカルなのは、女性3人の探索シーンです。
メトーデの趣味が炸裂!!
大魔法使い「ゼーリエ様」の頭さえ撫でてた!!?
どんだけ神経図太いんだよぉーー
目の前に可愛いものがいると我慢できないコアな性格だね!
フリーレンが許可してくれるように(予想してました!)
「レアな魔導書」を用意してました。(笑)
フリーレンはさらにハグもOKしてました!(かるいなぁ)
そこにフェルンも入ってフリーレンの取り合いになっちゃった(笑)
フェルンも可愛い~!フリーレン様を取られたくはないんだね!

最後、魔族との遭遇シーン
魔力探知が出来なくなっていても敵の位置が分かってたフリーレン!
これは超スゴ~い事ですよね。
魔族の探知に気付いた時からフェルンに戦わせると決めていた感じ。
フェルン自身は敵が強いと思っているけど、フリーレンは弟子の実力を
信じてるね!

将軍の前に手下が出て来たよ。女同士の戦いだぁ。次回は、期待に応えるか
フェルン?さらにメトーデの実力も見られるのかな?

以上、葬送のフリーレン【73】「遭遇戦」のネタバレ・あらすじと感想を紹介しました。