約束のネバーランド

約束のネバーランド|179話のネタバレあらすじは?「代償」の感想と考察も

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2020年6月1日週刊少年ジャンプ2020年26号で約束のネバーランド【179話】の「代償」が掲載されました。

本記事は約束のネバーランド179話】のネタバレあらすじ感想考察まとめた記事になります。

※ネタバレ注意です。

約束のネバーランド【179話】「代償」のネタバレあらすじは?

最初の朝

一人 目の前の景色を眺めるフィル…

我に返り みんなを起こし始める。

人間の世界だ!!
喜びを語り合う仲間達。

しかし
そこにエマの姿はなかった…

驚愕する仲間達。崩れ落ちるノーマン。
エマの名を叫ぶ声…

 

「やはり代償はあった 『何もない』なんて…おかしいと思っていたのに…!」

 

大馬鹿野郎!!

いないエマに怒りをぶつけるレイ。

 

「…僕には『背負うな』って言っておいて なんで…ひどいよ!」

苦悩するノーマン。

そこへ突然飛行艇が!!

中から現れたのは マイク・ラートリーと名乗る男。ピーターの叔父にして当主代理。

コードsolid”  事情を知っており、食用児に危害は加えず身元を引き受けると言う。

テレビニュースが流れ、世界各地で首や腹などに数字や図案のある出自不明の子供達が見つかったと報道された。

 

他の食用児も保護していると話すマイク・ラートリー。

フィル達はラートリー家の北米支部に来ていた。

想像を超えた世界

彼らが“見つかった”のは 旧アメリカ合衆国

エリア01と呼ばれる“地域”の東側

 

一挙に2047年の世界に飛ばされていたのだ!

 

そこは 彼らが想像した2015年の世界とは大きくかけ離れたものだった。

2020年~2030年代
度重なる異常気象・天災・疫病・経済危機…
それに続く10年間の世界大戦
多くのものを失い とことん壊れた世界は 形を変えるしかなかった

人類は皆で助かるため国境を撤廃し世界を1つの大きな国に変えていった…

「この世界… 戦時中でもなく 大きな汚染もない…“移民”という概念もないから食用児が受け入れられやすい状況で」

 

「幸いだった」

無表情で話すノーマン。

 

「全然幸いじゃないだろ」

エマがいない…

エマは死んだのか?
それとも 鬼の世界に残されたのか?

意見を交わし合う仲間達。

 

エマが文言通り“約束”を結んでいたら、あの方はエマの命をとれないし鬼の世界に残すこともできない。

もし 文言通り結んでいなかったとしたら?

 

エマは自分一人が死んで 片をつけるようなことはしない…エマは誰よりも頑張り仲間と一緒に人間世界に来る未来を望んでいた…

変わる仲間の意識

「俺… エマがいなかったら ここにはいない…」

僕も!    私も!

みんな 口々にエマの功績を讃え始めた。

 

エマは“どうしたいか”で動く

「なぜいないか」「どこにいるのか」は関係ない!

 

エマに会いたい!!

会いたい
その気持ちだけで充分

エマを捜すぞ!

あいつは きっと生きてる

俺たち“家族”で エマを迎えに行くぞ!!

 

みんなの想いは 一つになった……

誰かの足音…

地面に倒れている エマ ??

見果てぬ世界に 君をさがしてーー

約束のネバーランド|最新話【179話】「代償」の感想・考察

キターーーー、表紙絵&巻頭カラー!グッときましたぁ。

やはりカラーは違いますねぇ!今回は紙媒体が「推し」でしょうか?マンガ本の手触りもいいですよね。

そして内容も予想通り、エマがいません!!見つかりません!

レイの怒り、ノーマンの苦しみはいかばかりか。

特にノーマンは、一人で鬼の殲滅を目指し悪者になろうとしたところをエマに救われています。

同じ場所にエマがいないことは解けない疑問と深い苦しみに責められるようなものです。

「疑問」といえば、他にもあります。何故、遠く2047年に運ばれたのでしょうか?

ノーマンが説明したように世界が統一され食用児が受け入れやすい状況だから?そんな親切なことを「あの方」がしてくれるのでしょうか?

マイク・ラートリーが言ってた“コードsolid”って何?誰から事情を聞いているの?

さらっと流されていましたが、超気になってます!

”コードsolid”にも「あの方」が関わっているのでしょうか?”2047年”へ全ての食用児を運べる力は、神の力なのか。それとも未来の技術力なのでしょうか?

疑問が募るばかりです。

 

作品内で2020年から2030年に起きたとされる災難の中に「疫病」が書かれていますが、まさに今現実にリアルタイムで爆発中のアレを彷彿とさせますね。

この作品のように「世界が国境を撤廃して一つの国になった」なら、ワクチンが平等に配られ亡くなる人がゼロになっていくでしょう。

壮大な夢物語の「世界」ですが、作者さんの思いが込められているのかな、と推察してしまいます。

 

そして次に着目したのは、子供達の「意識の変化」です!

もちろん作者さんの意図が働いてのことですが、素敵な軌道修正だなぁと感じちゃいました。
エマの不在を議論していた流れから、主役級ではない子供の「エマがいなかったら俺はここにはいない」発言!

そこから、エマへの家族愛が加速していきましたね。

前号のラストでは、エマが一緒でなければ怒りや悲しみに支配され続けるのかと危惧していたので心が軽くなりました。

 

最後に今号のラストについてです。

「見つからない」と思っていたエマの姿が描かれていました!

誰のか分からない足元。泡のような雪のような景色。

 

気を失っているエマ…

えっ?

生きてますよね?それだけは勘弁してください!

エマは生きててくれなくっちゃ!!

次号、ホントにホントの「完結」だったりしますか!?「約ネバ」ロス 怖いです…

以上、約束のネバーランド最新話【179話】「代償」のネタバレあらすじ・感想を
紹介しました。