ピッコマで連載されている「私が愛した人は優しい悪魔でした」21話のあらすじ・ネタバレ、感想・考察を紹介していきます。
あれほど一途に愛していたカイロスを見て嘔吐してしまうクロエ。今、彼女の目の前で起こっていることは「何」なのか…？
私が愛した人は優しい悪魔でした【21話】のネタバレ。信じがたい光景に翻弄される美女
この男は何を言ってるの？
薬も呑み込めず、胃の中の物も吐いてしまうクロエ。
医者は、体ではなく別のところに異常があると言う。
カイロスはクロエに優しい言葉をかけ、自分が間違っていたと話すが…
クロエは彼の言葉をもう信じられない。
彼が手を差し伸べても体が強張ってしまう。
心の中で、「私を壊したのはカイロス」と断言する。
「全てやめてしまおう」と言い出すカイロス。
跪きクロエの手を取って心配そうに話す。
彼の言葉の意味が分からないクロエ…
「これ以上…皇帝を誘惑しなくてもいい、という意味だ。」
呆気にとられるクロエ。
まるで「前皇帝」が生きているかのような発言…
よみがえり…なの？
そこへ老執事エリクソンが現れた。
『あり得ない！なぜ彼がいるの…？』
『彼は…あの冬に持病で亡くなったはず』
エリクソンはロザライン侯爵令嬢がずっと待っている
ことを伝えた。
「帰るように伝えてくれ」と言うカイロス。
その言葉も聞こえないくらい呆然としているクロエ…
私の目の前で起こるはずのないことが起きている。
死者が生き返り…
皇宮にいるはずの人がここにいる！？
皇帝カイロスと皇后ロザラインの呼称まで
元に戻っている！？
私は死んだはずじゃ…？
では、私は…
今のように体調がひどく悪かった時は
前皇帝と一夜を共にした
その次の日…
私は、あの女の毒を飲んでしまった。
その時、私はどうなったの…
これまでの苦しい出来事は何だったの？
…突然、鏡に駆け寄り自分の首を確かめるクロエ。
首には傷も痛みもない。
そんなクロエを後ろから優しく抱きしめるカイロス。
確かに以前聞いた彼の言葉…
これまでの鮮明な記憶…
クロエは確信した。
『これは、時間の…』
私が愛した人は優しい悪魔でした【21話】の感想・考察。あれ、これもタイム〇〇〇モノだったのね！
へぇ～これもそうだったんですねぇ。
今話の中でとても推測しやすく伏線がいろいろ描かれていますよ。
それを追って読んでいくのも楽しいですね！
前話で、やっとカイロスの呪縛から解放されたクロエでしたが、
今話では、カイロス自体の言動がおかしく感じられましたねぇ。
なんだかホントにクロエを気遣ってる感じなんです。
それとロザラインに対しても態度が違ってるんですよ。
これが一番の違和感ですね！
恋に盲目だった頃のクロエならメロメロになっちゃいそうなバックハグも
あります！
ああ、こんなイケメン！私ならコロッと落ちちゃいますけど(笑)
さすがに我が子を失くしているクロエは用心深くなってますね。
女性の方がホントに冷めると冷静なんじゃないですかね？
自分も若い時、付き合ってた彼と別れた後、同じ職場でグループ旅行に行くことになって
周りの事情を知ってる人たちから「え、マジで一緒に行くの！？」
って心配されたことがあったんですけど、
私はホントに吹っ切れててへっちゃらでしたね！(笑)
ちょっと例がずれてますかね？(笑)
でもとにかく、自分が産んだ子を失うってのは身を裂かれるような辛さ
なんだと思うんですよ。
だからこそ、今話でクロエが自分の感覚が正しいと思えたんでしょうね。
またしても私の経験ですが、我が子が幼いほど母性が強いと思うんです。
娘が胎内にいる時、あることでダンナとケンカして実家に帰ったことが
あるんですけど、「このまま別れることになっても絶対お前だけは私が
守るから！」って泣きながらお腹に向かって強く念じてましたね。
我が子はかけがえのない存在です。生まれてきたらマジ「天使」ですから！
さらに、死んだはずの執事が登場！！
ここに至ると、作者さんの意図がはっきりして面白くなりますよね。
皇帝であるはずのカイロスがクロエの側に付き添っていることや
名前の呼び方が違っていることなど違和感続々です！
またクロエだけが脳内で必死に考えを巡らしてるのが伝わってきて
一緒に追体験してる気分にもなれます！
これは、最高の分岐点ですよぉ～
果たしてクロエは、この後どのように行動していくのか？
今のうちに勝手な予想してみるのも楽しいですね！
ぜひ、この奇跡のターニングポイントを本作で
読んでほしいで～っす！！