ピッコマで連載されている「私が愛した人は優しい悪魔でした」22話のあらすじ・ネタバレ、感想・考察を紹介していきます。
冷静に自分の置かれた状況を観察しようとするクロエ。…何かが以前と食い違っている！ 今後、クロエはどんな道を選べばいいのか…？
私が愛した人は優しい悪魔でした【22話】のネタバレ。ただ一人選択を迫られるヒロイン
“これは、逆行”
クロエは時間が過去へ戻ったことを悟った。
彼女は一度死んで…
この時間に戻ってきた。
なぜか態度が違う男
『なぜ、今、なのか？』
頭が混乱する中、少しずつ状況を受け入れ始めた
クロエ。
彼女は、「逆行」について
話さないようにした。
冷静に周囲を観察しようと考えた…
自分を抱きしめているカイロスに
ロザラインのところへ行くよう勧める。
だが彼は、離れようとしない！
『現在の私の状況は、以前の記憶と
違っている』
『カイロスの瞳が
私だけを見つめている…』
さらにロザラインのところへ行かせようと
試みるクロエ。
カイロスは優しい言葉をかけ続け…
やがて彼の顔が近づいてきた。
しかし彼の首に生々しい痕跡を
見つけてしまう。
『私が皇帝と一夜を共にしている時
カイロスは…』
荒い息を吐きながら
両手で拒絶を示すクロエ。
『現在の私は、明らかに過去の私と
違っている』
クロエの視線で彼女が痕跡に気付いたと
分かったカイロスは
「すまなかった」と謝る。
と同時にクロエの言葉が重なる。
“…〇〇”
カイロスには聞こえていなかったが
クロエの心の声が無意識に
漏れたようだ。
笑顔をつくり言い訳するクロエ…
心身の回復に努めるからロザラインのところへ
戻るよう勧める。
やっと部屋を出ていくカイロス。
ただひとり選択を迫られる女
その場にしゃがみ込むクロエ。
そこへ執事エリクソンがお茶を持って
入ってきた。
クロエが寝込んでいる間、主人カイロスが
大変心配していたと伝える。
話の途中でひどく咳き込むエリクソン。
落ち着いた彼に今日の日付を尋ねてみる。
「１月３日」と分かった。
『記憶では相当長く患っていた。』
『なのに現在は丸１日だけで回復している。』
『…何かが食い違っているようだ。』
『以前の記憶では長患いの後に
皇帝の馬車が大公城にやって来た。』
『…現在の時間でも、再び皇帝の馬車が
やって来るだろう。』
『その時私は、どうすればいいのだろう…』
私が愛した人は優しい悪魔でした【22話】の感想・考察。時の狭間で何が起こったの？
『何かが食い違っている』んですが、
逆行前と現在で、何が違うのか…？
クロエが患い始めたのは、
皇帝と一夜を共にした翌日の午後から…
その日は、クロエが皇帝との睦言をカイロスに
報告させられた日。
同時にロザラインがカイロスと寝て泊まった翌日
でもあります。
カイロスがこれまでやってきた悪事を思うと
皇帝の気を惹くために（しばらく会えなくするため）
カイロスがクロエを患わせる何かをしたのでは
ないか…とも思うし、
最も怪しい恋敵ロザラインが宿泊していたので
彼女が何かをしたのか…とも
考えられます。
逆行後は、
カイロスが真剣にクロエを心配している様子や
執事の証言があるので
カイロスが何かをした訳ではないように
思えます。
２１話での医者の診断でも
「体ではなく別のところに原因がある」
ようでした。
とすると、逆行前は誰かに何かを盛られ
逆行後は、クロエの精神的な問題って
ことでしょうか？
時間が逆行すると、隠れた部分が生じるので
推測に悩みますね。
私としては、クロエが早く回復して
カイロスを避ける余裕が出てきたことが
とっても嬉しいです！
若い時に、判断力の無い娘が
自分を大切にしてくれる男性に出会って
簡単に騙されてしまうのは
仕方がないことかもしれません。
男に悪意があるかないかで
女性の人生は大きく変わっていきます。
世界的歌姫セリーヌ・ディオンさんは
１２歳で才能を見出され
大ブレイク後にマネージャーと
結婚しました。
歳の差２６歳だったそうです。
彼女の場合は１７歳頃、初めて恋心を抱いた
そうなので騙された訳ではないようです。
振り返れば、自分にもヤバい頃が
ありました…
途中で「間違い」に気付けたから
今、わりとまともに生きていられるん
でしょうねぇ。
私の場合は相手が重くなってきた時に
相手から離れることができたから
幸いでした。
どうしても女性の方が弱い立場に置かれる
ことが多いので
知識や判断力、経験の浅いうちは
甘言に騙されないようにしてほしい
と願います。
あれ、なんか真面目なこと書いちゃいましたね。
とにかく、
今後のクロエの選択に注目です！