ピッコマで連載されている「私が愛した人は優しい悪魔でした」29話のあらすじ・ネタバレ、感想・考察を紹介していきます。
カイロスは皇帝を遠ざけようとするが、結局自分が部屋から出ることになる。
ふたりきりになった皇帝とクロエは親密な時を過ごすことに…
私が愛した人は優しい悪魔でした【29話】のネタバレ。一人の女をめぐる兄弟の攻防戦
クロエの体調が悪いのを知っているから
自分が訪ねて来たと言う皇帝。
弟と兄の闘い
カイロスはクロエを後ろに隠したまま
皇帝を別室に案内しようとする。
それを無視し、
クロエに声をかける皇帝。
無言のクロエを見つめながら
カイロスに席を外すよう迫る。
言い返そうとするカイロスを遮り
自分とクロエの関係を匂わせる皇帝。
「私が馬車を送った理由を
ご存知なかったのですか？」
皇帝の言葉に顔を引きつらせ
クロエの肩を強く掴むカイロス。
「…今この部屋から出るべきなのは
兄上だ。」
「ルードヴィッヒ大公家のカイロス」
その瞬間
室内が静まりかえった。
しばらくして
クロエの傍を離れるカイロス。
「長くならないように…」
と言う彼に
屈辱的な皮肉を返す皇帝。
レイモンドとの時間
…ふたりきりになった部屋
レイモンド（皇帝）はクロエに近づき
彼女の泣き顔をぬぐう。
再びクロエの名を呼ぶレイモンド。
クロエはまた泣き出してしまった。
…レイモンドは
いつの時間軸でも
私にとって変な男だった…
彼は娼婦扱いされていたクロエを
心から気遣い
幸せにしたいと考えていた。
クロエの方は
彼の伴侶になる気はなく
笑顔で遠回しに
彼の気を惹いていた…
…逆行前の彼の声
「お前の幸せを願っている」…
あの時より
もっと悲し気な声が
語りかけてきた。
「お前には泣かないで欲しい」
…泣きやまったクロエは
いつの間にか
ベッドの上に運ばれていた！？
レイモンドはクロエが泣く理由や
体調のことを聞いてきた。
クロエが「ほとんど良くなりました」
と答えると
喜んでくれるレイモンド。
彼はクロエをじっと見つめ
「完璧に自分の好みだ」
と言う。
逆行前も今も
好みに合致しているクロエを
不思議に思っていた…
私が愛した人は優しい悪魔でした【２９話】の感想・考察。レイモンドも変わるの？
やっと逆行後のレイモンド皇帝が観察できました！
エノク・ブランスについても意味深でしたがぁ
その何倍もワクワクする展開だぁ！
まずは兄カイロスとの攻防戦。
初めは「兄上」と呼んでいたんですが
クロエから離れないことに
しびれを切らしたのか
留めのセリフを言ってしまいます！
「ルードヴィッヒ大公家のカイロス」と。
お前は兄扱いしなくてもよい
私にとっては臣下である…
だから部屋から出て行け！
って感じかな。
この時と皮肉を言われた時の
カイロスの引きつった顔がヤバい！
身分差には抗えないし
もし万が一、決闘しても
帝国最強戦士のレイモンドには
勝てないよなぁ。
クロエを愛するように変化した
カイロスは
逆行後もレイモンドを殺そうと
するのかな？
そしてカイロスが出ていった後
クロエに優しく寄り添うレイモンド。
たらしだね！
しかも後半いつの間にか
ベッドに運ばれていたクロエ！！
これって彼女を休ませるため？
それとも手を出す気があるってこと？
ここ、もやっとするよ。
…二度泣きしちゃったクロエの気持ち
気になるなぁ…
逆行前はカイロスのために
誘惑してた男だけど
彼はクロエの幸せを願う男だった
らしい。
当時、何度も馬車で呼び出され
レイモンドと過ごしたクロエは
周囲から「娼婦」扱いされていた…
せめて「愛人」という表現にして
くれないかな。
（え、大差ないって？）
大公家で育った令嬢という設定なのに
正式な側妃
娼婦と同じ扱いを受けたんだよ！
ほんと、カイロスのクズ野郎…
…かつて純真だったクロエが
しっかりレイモンドを手玉にとってる
んだよねぇ。
複雑な気持ちになるなぁ。
逆行後のレイモンドも
クロエを大切に想っていて
幸せでいて欲しいと
思ってるんだねぇ。
そして逆行後のクロエも
涙を流すくらい
彼との再会に心が乱れている。
本人も自分の気持ちが分からない
らしいけど
なんか好意をもってる感じじゃね？
ただ今後の雲行きが怪しい…
どうもレイモンドが
クロエの誘惑に気付いている節が
あるよ。
最後の場面では
クロエが自分の好みの女性に
１００％合ってることを
不審に思ってるようです。
カイロスが変わったように
もしかしたら
レイモンドも逆の方向に
変わっているんでしょうか…？